裁判員日記 その6
裁判員として審理、評議を終えました。
議論はやり尽くしたという感じです😅
最後にどのような刑にするかの話し合いです
が、私には見当もつきません。勿論、検察官から「懲役○年」という求刑はありましたが
そこで裁判官より法律で決められた刑の種類や範囲、類似の先例の調査結果などが提示され、大まかなイメージをつかむことができました。
つまりこの犯罪なら一般的にはこのくらいの刑なのね、などと。
ここでも白熱した話し合いが続きました。
全員一致が原則なのですが、一致しない場合は多数決で結論を決めます。
いやいやさすがに挙手🙋♂️はしませんから
最終的には私たちは匿名で考えを付箋紙に書いて意思表示をしました。
驚いたことには裁判員の意見は裁判官と同じ重みをもつ、つまり同じ一票なのです。
どうしても裁判官の意見の方が中心になるのかと思っていたのですが、対等、公平ということは驚き😱でもあり、嬉しく😁もありました。
それにしても人ひとりの刑罰を決めるなんて・・・あまりにも重い現実に心も打ちのめされそうです。ちょっと苦しくなりました。
ただ刑罰(服役する)というのは「犯罪行為の責任をとらせる」ことだけでなく「本人が立ち直る」という意味もあるという話を聞きました。
真摯に刑に服し、立ち直り、いずれ社会に復帰するための時間・・・そう思うとどうかそうなってほしいと祈るような気持ちになりました。
さあ、あと一日で裁判員としての役目は終了
です。しっかり体調を整えて最終日に備えましょう✨ 続く
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