下重暁子さんの講演会に行ってきました。現在87歳だそうですが、真っ赤なパンツスーツを身につけ颯爽と歩き、張りのある声で90分間よどみなく話すお姿にはただただびっくり
もともと物書きになりたくてアナウンサーなんかになりたくなかったという。でも一歳先輩の野際陽子さんとのエピソードなどは面白かったけど。
早々に退職してコツコツと書く仕事をしてたけど、肩書きはいつまでたっても「元NHKアナウンサー」😩
それが「家族という病」という本がベストセラーになりやっと念願だった「作家」と呼ばれるようになったのは78歳の時だったというからまたビックリ
何事も愚直なほどにこつことやり続けることが大切なのねえと改めて思いました。ピアノも英会話もお習字も(全て私が挫折したもの)10年も続けていたらモノになったのかなあ、着付けもサボらず頑張ってれば違う人生があったかなあなんて「たら、れば」が頭の中を駆け巡る・・・
感動冷めやらぬうちに最新著書を
タイトルは「老人をなめるな」
かなり攻めてるなーと思いページをめくると小見出しも「高齢者の運転ミスばかり取り上げるな」とか「老人が皆、集団行動を好むわけではない」とか「年寄りは田舎が好きと決めつけるな」とかなかなかスカッとする。
下重さんはやりたいこと、書きたいことがまだまだいっぱいあるという。彼女より20歳以上若いんだから私ももっと元気に頑張らなくっちゃ!そんなパワーをいただきました。