「エイジハラスメント」読了
ハラスメントと聞くとセクハラ、パワハラ、モラハラなどが思い浮かびますが、ちょっと調べてみたら実に38種類ものハラスメントがあるのだそうです。
今回読んだのは「エイジハラスメント」
確かに若さ至上主義みたいなものあるかな?年齢に関することを他人に言われて不快な思いをしたこと、なくもないかな?
そんなことを考えて読み始めました。
まだ34歳(私から見たら十分若い)の主人公蜜は少しでも若くてキレイに見られたい思いが強く、努力や関心もその一点に集中。
自分より若い女性に対しては異常なまでの対抗意識を抱き、女は若くなければ価値がないとまでも思い込んでいるような人物だ。
正直わからない🤷
私ならAKBとかのキャピキャピした女の子より中谷美紀とか天海祐希なんかの方がずっと魅力的に見えるし、クセはあるけど夏木マリとか70歳になった桃井かおりもいいなあと思うんだけど。
でも、仕事に自覚と責任を持つ夫の若い浮気相手を知ることにより(それだけではないが)少しずつ蜜の内面にも変化が...
確かに年をとればシワ、シミも増えるし体もたるんでくるでしょう。でもそれまで重ねた経験や知恵により変な背伸びやムリをすることもなく、かえって心は自由、自分らしくいられる気がするのです。
私自身、還暦を過ぎた今は変なストレス(他人からの評価とか)からも解放され、今の自分をムリなく受け入れ日々の暮らしを楽しんでいます。
年齢なんて記号みたいなもので(嫌でも増えていく)そこに絶対的な価値なんてないと思うんだけど。
この本が世に出たのは2008年。それから状況は、人々の意識はどう変わってきたのでしょうか?
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