お茶でも飲みながら

日々の暮らしの出来事や思ったこと感じたことなど思いつくまま綴ってみます。

恋愛小説を読んでみた

子育てが終わった10年位前から手紙のやり取りをしている学生時代からの友人がいます。


そのうちの1人は比類なき?読書好きで、時々私にも本を送ってくれ、また私も気に入った本を送ったりしています。


その彼女が、最近(いや、かなり前)「面白かったから」と送ってくれたのは「隣人の愛を知れ(尾形真理子著)」という本

タイトルから宗教とか道徳的な本なのかなあとしばらくそのままにしてたのですが、読んでみたらむしろ恋愛小説というくくりになるのかな?とても面白かった😄


本の帯にはこんな言葉「人生でいちばん好きな人となら、幸せになれますか?」 ウーン難しい、そう思いたいけどどうだろう?


今さら愛だの恋だのに夢中になるわけではないけれど・・・誰かを大切に思っても100%満たされるわけもないし逆に淋しさが募ってくることもあるのはわかる(かな?)


登場人物が不思議な糸でつながっていて、その絡んだ糸を手繰り寄せながら読み進めていくのは面白かったし、最後はそれぞれに一皮むけて?新たな人生に向かう姿があり、何か清々しさが残りました✨


で、すぐさま同じ著者の「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」をメルカリで買って読んでみました。


こんな気持ち忘れかけてたなあ、なんて思いながら一気に読んだけど、まあ読み返すことはないかな(失礼😥)



著者の尾形真理子さんは小説家ではなくクリエイティブディレクター/コピーライターで、長らくルミネのシーズン広告に携わった人らしい。


例えば2018春「好きしかない恋なんて」とか2018秋「愛が複数になって女は素晴らしくなる」とか


なるほど感覚がオシャレでステキだ。こんな言葉、私には思いつかないぞ😌


こういう人の書いた小説を読むとちょっと自分がアップデートされていく気がします(気のせいか?)たまにはこんな小説を読んでみるのもいいかなと思いました。