形見分けのネックレス
義母が6月に亡くなり、葬儀、四十九日法要、新盆と慌ただしい日々が続いていました。やっと一段落し、今はちょっとホッとしながら荷物の整理などをしています。
義母は10年以上施設にいたので、数年前に家のリフォームをするとき洋服などは整理したのですが、まだまだいろんなものがありました。
できれば子どもや孫に、何かひとつでも形見としてもらってほしいと思ったのですが・・・
着物はまだしつけが付いたものもあるのですが2人の娘も息子のお嫁さんも「いらない」とのこと。そりゃそうだ。着物1枚もらっても困りますよね。帯も小物も長襦袢も必要だし、着付けも手入れも大変😵💧ですものね。
夫は「タンスの肥やしになってもいいから(受け取って)」とか言うけど、そんなものは要りませんよね。
貴金属もイマイチ(失礼🙏)だけど、パールのネックレスがあり娘にラインで写真を送ったらそれならもらってもいいとのこと。
見るからに本物ではないと思ってたけど、家に持ち帰ったら留め具も壊れてしまった😵💧
一瞬私の持っているものを娘にあげることも考えたのですが・・・「いやいや、これはお義母さんの形見だものね」と自分に言い聞かせ、お世話になってる宝石店に行って直してもらうことにしました。
新しい留め具代が3300円に加工代が約5000円だって。イミテーションのネックレスに何だかなあと思いながら「いや、これは大事な形見分け。一番お世話になった長女が欲しいと言うのだから」と何度も繰り返す私なのでした。
私の場合は、気に入ったものや喜ばれそうなものを、今から少しずつ娘たちに渡していこうかな、ふとそんなことを思いました。
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