伝統色
郵便局で記念切手を買いました。
郵便局にはたまにしか行かないので、きれいな切手を見るとつい買ってしまうのです。
つい先日買ったのは「伝統色シリーズ 第4集」(ということは第1も第2もあったのね)
見本かと思ったシートを指差し「これを1枚」と言ったらこれが最後のシートだと言う。
「たくさんの人が触ったんだろうな」とコロナ前なら思わないことをふと思いながら購入
それにしても日本にはいろんな色があり、いろんな言葉があるのですね。
何か日本人の繊細さ細やかさを感じます。
黄色ひとつとっても
左上の飯ごうの黄色は 鬱金(うこん)色
時計回りに麦わら帽子は小麦色、向日葵(ひまわり)色、玉蜀黍(とうもろこし)色と続きます。
ひまわりととうもろこしはそのままだけど、こんな言い方初めて知りました。
私にとってはどれも黄色だけど微妙な違いがあるのですね。
残念ながら私のスマホではこの微妙さ、お伝えしかねますが。
同じく青は左上の色硝子が紺青(こんじょう)、うちわが濃藍(こいあい)、入道雲は紺碧(こんぺき)、くらげが薄水色。
なんか風情がありますね。
夏になったら
紺碧の空に広がる入道雲に、夏の訪れを感じる季節となりました
なんて言葉で始まる手紙を書きましょうか。
もちろん紺碧の切手をはって。
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