「限りなくシンプルに、豊かに暮らす」という本を読みました。著者はお寺の住職で、禅の考え方がベースにあるといいます。

　　シンプル　豊か　暮らし

最近の私が好むワードばかり

つい手にとってしまいました。

ところでシンプルな暮らしって？

前書きにはこうあります。

シンプルに暮らすとは

単に整理整頓をしたりすることだけではなく

質素な暮らしをしさえすれば叶うということでもない

シンプルに生きるとは

自分にとって大切なものを見極めること

今の自分にとって一番大切にするものは何か

今の暮らしの中で本当に必要なものとは何か

それが浮き上がってきたとき、暮らしも心もシンプルな状態になるのではないか

考えてみれば今までの私の暮らしはずっと足し算だったような気がします。

モノもヒトもモノゴトも

これからは本当に大切なものを見極めて引き算をする時期に入っているのかもしれません。

そんなに難しいことではありません。

見出しごとに見開き二ページで構成されているのですが

　食材を捨てない

　ストックをしない

　買えても買わない

　掃除で自分の心を磨く

なんてページは私のために？と思うような内容。かなり具体的！

他には

　あえて不便さを選ぶ

　身の丈にあった暮らしをする

　一つ一つていねいに為す

　嫌われることを恐れない

など今の自分に照らしあわせてできそうなことは早速やってみようと思いました。（もちろんちょっと違うかなという部分はスルーして）

私はずっと前から六十才を人生の一つの区切りと考えてきました。ここまではがむしゃらに仕事中心に。

でもその先は緩やかに穏やかに。人に迷惑をかけないという前提で好きに生きようと。

少しずついろんなものを手放しながらシンプルな暮らしをしたい、改めてそう思いました。とりあえずまた断捨離頑張ろう！