息子を思う 子育てを思う
最近読んだ本「息子のトリセツ」
知っている方も多いでしょうが、脳科学・人工知能研究者の黒川伊保子さんのトリセツシリーズ。私は「妻のトリセツ」「定年夫婦のトリセツ」に続いて3冊目。
黒川さんによると、もともと男性脳と女性脳は違う。男性脳が「空間認知優先型の脳」であるのに対し、女性脳は「コミュニケーション優先型の脳」であるという。
要は女性に比べ男性は、自然に「遠く」に集中、客観優先、ゴール指向問題解決の思考スタイルだという。
だから時々すれ違いとか起きるのね。
面白い、実に興味深いと一気読み。
3歳の孫(男の子)がなぜあんなにも電車🚃に夢中になるのかよく分かった。
まもなく2人目の男の子が生まれる娘にこの本送ろうと思った。
私にも息子が一人いる。高校卒業とともに家を離れ今35歳。もう結婚して1歳の子どももいる。(これも男の子)
フルタイムで働きとにかく忙しかった私は、手作りのおやつを作ったり「お帰りなさい」と迎えてやることもあまりできなかった。
まだ幼い我が子に
「ボクは普通のお母さんが欲しかった」
と言われた日のことは忘れられない。
(当の本人は忘れているのですが。)
あの頃この本があれば良かったと思った。
もっと息子のことをよく見て、少ない時間を濃密にして、私自身もっと子育てを楽しめたかもしれない。面白がれたかもしれない。
いつまで続くんだろうと思った子育ては、気づけばあっという間に終わってた。
3人の子どもは高校卒業とともに当たり前のように家を離れ帰ってくることはなかった。
3人とも今は新たな家族を持ち幸せに暮らしている。
それでいいんだと思いつつ、正直寂しさを感じる日もある。
もしも今子育て中の方がいたら
子育てを今よりもっと楽しんで
他と比べずもっともっとおもしろがって
そんなふうに伝えたいです。
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