スリッパの断捨離
やましたさんは断捨離の著書の中でこんなことも書いている。
「玄関スリッパを断捨離する」
やましたさんちは、素足で歩きまわるのが気持ちいいから、玄関スリッパを置いていないという。
うちにはこれはムリだ。
今から3週間程前の2月13日、夜11時過ぎのことです。その日は夫の実家にいました。
普段は誰も住んでいない家ですが、月に一度風を通しに帰るのです。
突然下から突き上げてくるような激しい揺れに襲われました。地震です。立ち上がることすらできません。
家が壊れる
このまま死ぬかもしれない
恐ろしかった。本当にそう思いました。
揺れがおさまっても、身体の震えはとまりませんでした。
その直後の家の惨状といったら
本棚は倒れ本が散乱(かなり重いもの、寝ている所に倒れてきたらと思うとぞっとする)
食器棚は扉が全部開きかなりの食器が割れました。
花瓶も人形ケースのガラスも粉々です。
素足で歩くことはできません。
東日本大震災のあと寝室にくつを置いて寝ていると聞いたこともあります。
自分の身は自分で守るしかないのです。
もちろんやましたさんは、スリッパは断捨離すべきなどと言ってるわけではありません。
要はそれぞれの家庭の状況、そこに暮らす人の好みや考えで断捨離も違ったものになるのでしょう。
我が家ではスリッパは必需品、必須アイテム
で断捨離はできないのです。
また3月11日がやってきます。
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