読了「往復書簡」とカマキリ
「往復書簡」(湊かなえ著)を読みました。
最近は湊かなえ、垣谷美雨、小川糸、西館牧子等々女性の作品が続いています。
タイトルの通り全て手紙のやり取りで綴られていきます。
「十年後の卒業文集」
「二十年後の宿題」
「十五年後の補習」という三つの物語
メールでも電話でもなく、あえて時間も手間もかかる手紙という手段を使い過去の真実が少しずつ明らかになる様は実にお見事
最後のどんでん返しの展開、結末に思わずそういうことだったの!?😮と唸ってしまいました。
自分の目に見えてるものが絶対ではない
同じものを見ても人によって見え方が違う
自分が感じたり考えたりすることも物事のほんの一面をとらえたものに過ぎない
改めてそんなふうに思いました。
秋の夜長の読書はこたえられません😄
庭で見つけたすっかり緑に溶け込んだ生き物
さあ、どこにいるでしょう
ここにいました、カマキリです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。