「if サヨナラが言えない理由」読了
先日図書館から借りてきた「if サヨナラが言えない理由」(垣谷美雨 著)を読み終わりました。
生きることは選択の連続です。
進学、就職、結婚などの人生の大きな決断
だけでなく、日々の暮らしの中でも大小さまざまな選択をしながら生きています。
そして
あの時ああしていたら良かったとか
こうしていれば結果ほ違っていたとか
「たら れば」なんて言っても仕方がないと
わかっていてもつい思ってしまうのですよね
この本の主人公は33歳、独身の女性医師。
相手の気持ちがわからない🤷、周りの空気を読めないといううわさの彼女が不思議な聴診器を見つけることから始まります。
この聴診器を使うと、死を目前にした患者の胸の内や過去への後悔を知ることができる、時には別の人生を生き直すことができるというのです。
勿論現実の世界に戻ることもできます。
最終的には皆現実の世界に帰ってきます。
そして新たな気づきや発見を通して
ある人は恨んでいた母に感謝の言葉を残して旅立ち、またある人は奇跡的に回復してさりげなく復讐を試みる、そんなお話でした。
現実世界では生き直すことなんてできないけれど、いやそれだからこそ
その時にできる最善の選択をしたい
ほんの少し立ち止まって深呼吸をしてから
決断しよう そんなことを思いました。
話は変わり今日は歯医者さんに行きました。
定期的に行って歯のチェックとお掃除をしてもらうのです。これは退職して時間に余裕ができてから始めたことです。
奥歯が一本痛むんだけど
お薬で多少痛みをやわらげることはできても
風邪のように寝てれば治るわけではない。
入れ歯やインプラントの話まで出たけど
とりあえず様子を見るということで今日のところは終了。
それで思った。
痛くなって慌てて治療するだけでなく
若い時からこんなふうにケアしていたら
あら今日もまた「たら」って言っちゃった!
でもあの頃はそんな余裕なかったもんなあ。
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