お茶でも飲みながら

日々の暮らしの出来事や思ったこと感じたことなど思いつくまま綴ってみます。

夫の実家 妻のホンネ

テレビや新聞で「実家の空き家問題」なんて見出しを見ると他人事とは思えず、つい見いってしまいます。


夫の実家は家から車で約1時間、築50年余りの平屋です。義父が亡くなり、義母も施設にお世話になっているので普段は誰も住んでいません。


人が住まなくなると家って傷むものなのですね(もともと古いし)床がきしみ水回りもアウト。どうするのかと思ったところ、4年ほど前の定年のタイミングでリフォームすると夫が言い出しました。


かつては6人家族だった夫実家。壁や廊下で部屋が細かく区切られていました。壁を壊し、縁側もなくして作ったリビングは15畳くらいでしょうか。


反対側から見たところ


こちらは廊下をなくし続き間にした和室(奥が仏間)


反対側から見たところ

確かにリフォーム後はきれいになったし滞在することも増えました。お墓も近いし、もしかして夫の中には将来的にはこちらに移住したいという思いもあるのかもしれません。でも私は微妙・・・



このモヤモヤは何だろう・・・と考えるとどうしても自分の家という実感がもてないのです。


リフォームするとき大量の荷物は処分しましたが、いまだに50冊はあるかと思われるアルバムとか、まだまだ残ってる本や食器は両親のもので、夫が残すと決めたものです。


でもこれらを見るとどうしても自分の家という実感がもてないのです。何だか他人(ひと)の家にいるようなヘンな感じ。


思いきって私は自分の家に、夫はこちら実家に拠点をおくという選択肢もありえるかな?でもそれを提案する勇気もないし・・・GWもまた実家に来ているのですが、大きな課題が目の前にぶら下がってるような気分なのです。