お茶でも飲みながら

日々の暮らしの出来事や思ったこと感じたことなど思いつくまま綴ってみます。

単衣(ひとえ)の着物は軽やかだ

四十代半ばから着付けを習っています。着物の好きな母にタンスいっぱいの着物を持たされて結婚したものの、二十代三十代は全く関心がなく、まさにタンスの肥やし状態。


それが長女の高校の入学式か卒業式でステキな着物姿のお母様を見て「私も!」と教室に通うようになったのです。


真面目にやってれば今頃は着付けの先生か?


でも忙しいからと平気で半年位休んだり、暑いからと夏の間はパスしたり、おまけに教わったことはすぐ忘れるし・・・先生も多分呆れているでしょうが、今だに習っています😅


今となっては、技術の習得というより、先生や皆さんとのおしゃべりとか、お食事会とか少旅行とかがメインになってる気がするのですが。


今回は義母が亡くなり6月から8月まで休み、久々に教室に行きました。早いもので9月単衣(ひとえ)の季節です。


ブルーの小紋を出してみた。一面に萩の花があしらわれ今の季節にぴったりだ。ちょっと羽織ってみるとその軽さに驚く。


  軽やかなのだ、着物も心も


帯は何をあわせよう。白の水玉模様は爽やかだけど、ちょっと寂しいかな。


沖縄の紅型(びんがた)の帯はどうだろう。帯揚げ、帯締めを変えても随分雰囲気が変わるなあ。



着物に触れ、あれこれ合わせてみる時間は楽しく、こんな至福の時間も大切にしたいと思いました。



英国のエリザベス女王が亡くなられた。国葬を行うことに異議を唱える英国国民は、多分いないと思います。