ライオンのおやつ
ずっと読みたいと思っていた「ライオンのおやつ」が文庫本になったので早速読んでみました。
若くして余命を告げられた主人公は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことになります。そしてそのホスピスには、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのでした。
人生の最後に食べたいおやつは何ですか?あまりに唐突な質問ですぐには答えられないなあ。でも本の中の「おやつがあることで人生が豊かになる。おやつは心の栄養、人生のご褒美だ」という言葉に何だか嬉しくなりました(単に私がおやつ好き❤️だから?)
人が最後まで自分らしく生きること、食べて、飲んで、笑って、泣いて・・・死ぬまで自分らしく納得して生ききること
そして人生の最期に、心が震えるような或いはじんわりと暖かくなるような思い出のあるおやつを口にできたら・・・
そんなことを思いながらページをめくった2023年の一冊目でした。
読書は好きだし時間ができたらたくさん読もうと思っていたのに、昨年は余り読めませんでした。読みかけてもすぐ違う本に気が向いて常時読みかけが3~4冊とか、集中力が途切れたり読んでもすぐ忘れたり・・・結局振り返ると何も残ってない(気がする)
そこで目標を立てました!今年はちゃんと本に向き合おう。読書記録として書名と著者名くらいはメモしよう。何なら一言くらい感想や心に響いた言葉なんかも書けたらいいね。
そんなゆるーい目標ですが、こちらでも紹介できるといいなあと思っています。
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