お茶でも飲みながら

日々の暮らしの出来事や思ったこと感じたことなど思いつくまま綴ってみます。

沖縄旅行1 そばと首里城

全国旅行支援の駆け込み利用で?沖縄に行ってきました。実は沖縄には初上陸。沖縄の地図をこんなにしみじみ見たのは多分初めてのこと。那覇市はともかく、よくニュースで聞く普天間も辺野古も地図で改めて確認、勉強になります。


さて那覇空港に到着したのはお昼を少し過ぎた頃。最初に食べようと思っていたのは沖縄そばです。前回の朝ドラ「ちむどんどん」は評判はいまいちという声も聞こえたけど、私は毎日欠かさず見ていたし、それなりに楽しんでいました。もちろん食べ物にも興味津々

おそばはうどんともラーメンとも違う独特の食感。お出汁が何ともやさしい。夫は早速オリオンビールとおつまみ三種(ラフティ、ゴーヤチャンプルー、魚の天ぷら)やっぱりその土地のものを味わわなければね、なんて。


まず訪れたのは琉球王国の王様が暮らした首里城を中心とした首里城公園。守礼門に掲げられた「守禮之邦(しゅれいのくに)」とは「礼節を重んじる国」の意味なのだとか。大切な客人を迎える立派な門です。


門をくぐると、国王が外出する際に道中の安全を祈ったという拝所が。神が宿ると言われると何だか神聖な気持ちになります。


このお城は敵の侵入から守るというよりも、外国(中国)からの使者をもてなす意味合いが強いのだという。だから曲線的で色も鮮やかなのでしょうね。


そんな首里城ですが、令和元年10月31日の火災で正殿が焼失してしまいました。テレビの画面越して見ていた私でもすごくショックだった記憶があります。

夫が火災の1~2ヵ月後に来た時は(たまたま仕事で)辺り一面まだ焦げ臭くて近づくこともできなかったというが、今は中に入って復元の様子も見られます。


大きな倉庫の中では必要な木材を切ったり加工したりしています。2026年の完成を目指しているそうです。


これは倉庫に首里城正殿を描いたもの。こんな風に完成したらまた来たいなあ。


その後近くの石畳道(1500年頃の王様の時代に作られたもの)を歩きました。かつては10キロもあったこの道も現存するのは戦禍を免れたわずか300メートルだけという。


道の両脇に並ぶ家はどれも歴史的な重みを感じるし見ていて楽しい。門や屋根には守り神のシーサーがいます。この子は手を振ってるのかな?

びっくりするのはこれらの家に今も普通に人々が暮らしていること。庭の水まきをしてるおじさんがいたけど観光客に家を覗きこまれるなんて・・・どう思ってるんだろう。