お茶でも飲みながら

日々の暮らしの出来事や思ったこと感じたことなど思いつくまま綴ってみます。

裁判員制度 その3

いよいよ私が裁判員を務める裁判が始まりました。これから裁判手続きのために裁判所に6日通います。(裁判によって日数も違う)


私自身は仕事をリタイアしていますが、他の方々は仕事をもつ現役世代


皆さん、上司や同僚の理解や協力を得て参加しているようです。(仕事をしていることは辞退の理由にはならない、あくまでも国民の義務なのだとか)


ところで裁判員には手当てがあります。日当と交通費、遠くからの参加の場合は宿泊料も支払われます。ただ事前にいくらもらえるのかはわかりません。宿泊が必要な方などは前払いの申請をしているようでしたが。


裁判員同士は名前も知らず、常に○番さんと呼びあうことにも初めは違和感

後日街で会っても「あら○番さん、こんにちは」と言うのかな?(ないと思うけど)


休憩時間もほとんど私語はありません。私は昼食後この前メルカリで買った「山女日記」

を読んでましたが、後半は少しおしゃべりもあったかな。



いよいよ生まれて初めての法廷です。(私は傍聴すらしたことがない)正面の扉から緊張して一歩踏み出すと初めて見る景色😯

裁判長に合わせて一礼をして着席します。


ちなみに裁判官は三人いて真ん中に座っているのが裁判長👨‍⚖️ ←黒いガウンは着てたけどこんな道具?は持ってなかった。


思いの外に傍聴席には人がいる(もちろん座席はひとつおき)関係者、マスコミ、司法修習生等々(らしい)ちょっとドキドキする。


私たちから見て

右手に二人の検察官

左手に二人の弁護人 そしてその前には両脇を刑務官に付き添われた被告人


まずは冒頭手続き

検察官が起訴状を読み上げ、被告人と弁護人が意見を述べます。これが5分くらい


その後検察官と弁護人の冒頭陳述。この事件についての詳しい説明や考えが述べられます。それぞれ30分くらいかなあ。


ここで裁判長から争点が告げられます。


事件の内容は言えないけど、被害者と被告人(つまり検察と弁護側)の言い分が違うのですね。それをこれからいろんな証拠や証言で検証していくわけです。


証拠として電話の音声記録が流されたり、写真が裁判員の前にあるディスプレイに映し出されたり。ここまでの準備も大変なもの😖💦です。


午後からは専ら被害者の証人尋問でした。

被害者と被告人が直接顔を合わせないよう配慮して、画面を通して尋問が行われました。


初めに検察官からの主尋問

続いて弁護人からの反対尋問

そして補充質問として、私たち裁判員や裁判官からも直接質問することができます。


とにかく一言も聞き漏らすまいと被害者の言葉に耳を傾け、きりの良いところで(時間にして一時間位たった頃)評議室(話し合いをする部屋)に戻り、裁判員と裁判官で内容や疑問点などについて確認しました。


かくして一日目は無事終了

どっと疲れた😖💦一日目でした(読んでくださった方も疲れたでしょう)

ホントに務まるのか、いまだ半信半疑の私でした🤔           続く